ゲイとして生きている平凡な男

ゲイの方、ゲイに興味のある男性に読んで欲しいと思ってブログをはじめました。

試される現実

こんばんは。エゾマルです。

 

好きなタイプ、誰でも多かれ少なかれありますよね。

でも、それは自分の願望や妄想で思い描く、言わば偶像。

 

実際にこのリアルで生きている人たちの中に、自分の勝手な偶像が具現化されたような人がいるとは、到底思えない。

 

それでも、なんか気になったり、ビビビッときたり(←古いw)するのは、そんな偶像のどこかに引っかかったということ。

そんな人に出会えたのなら、第一関門はクリア。

 

次のステップとして、相手と交流を深めて、お互いのことを知っていく。

相手のことを知るということ。

それまでの生きてきた道を知るということ。

 

誰でもそれまでの人生に良いこと、そうでないこと、

それまでにやってきたこと、できなかったこと、

傷ついたこと、傷つけてしまったこと。

過去には、まぁいろいろある。

 

例えば、

 

恋愛遍歴。

恋愛に対する考え方。

セックスについて。

仕事のスタンス。

…あげればキリがないか。

 

現実の人間は理想の人物とは程遠い、そんな部分が目白押し。

それを受け入れて、まだ変わらず好きでいられるかどうか、という話し。

そう言えば、おっさんずラブで牧が部長に言っていたよね。

「春田さんの嫌なところ10個言えますか?」って。

 

過去は変えられないから、そこを責めても、責められてもどうしようもない。

個人的には、過去がどうであれ、今どんな奴なのか、ということが大事だと思う。

 

でも、それはお互い様。

自分が良くても、向こうがこちらのことをいろいろ知ってどう感じるか。

それがすごく怖い。

 

1人で生きていくと思っていた頃は、他人にどう思われようが関係なかった。

自分は自分。それでいいと思っていた。だから強かった。

 

でも、誰かと一緒に進みたいと思ったら、そうもいかない。

やっぱり、自分に自信がない。

 

いや、自分のことは好きですw

いいところだって、それなりにあります(笑)

真面目だし、気を遣う方だし、優しいとも言われるし、仕事だって信頼されています。

学生のころはクラスの女子や近所のおばちゃんからも「旦那さんにするならこんな人」って言ってもらってたw

 

実は、問題はそこ。

真面目で優しい堅実派。

圧倒的に面白みとフェロモンが足りない!

 

そう。いい人ではあるけど、決して恋愛対象ではない。という評価。

つまり、The 無難。

決め手に欠けるということ。

なんとなく、彼もそう感じているのでは?と思ったりする。

 

自分の半分くらいしか生きていない彼の方が、世慣れしているという現実^^;

そんなないものを持っているから、惹かれるのだろうか?

焦って答えを出す必要はないけど、ダラダラ様子見を決め込むのも何か違う。

 

俺は集中して1つ1つ確実に片づけていくタイプだけど、彼はマルチタスクが得意。

ということは、俺には彼しか見えないけど、彼にとって俺は選択肢の1つにすぎない可能性が高い。

 

はぁ…と思わず漏れるため息。

この年でこんなことで悩むなんて、ある意味貴重な経験かもしれないw

 

それでは、また!