こんばんは。エゾマルです。
ゲイとして一歩踏み出したばかりの頃、恋人が欲しくてたまらなかった。
だって、幸せになるために、意を決して踏み出したのだから。
出会いの方法は、掲示板かゲイバーか、という感じ。
実際はゲイバーで出会った人を好きになったことはあるけど、付き合うまでに至ったのは、みんな掲示板で出会った人だった。
確かにゲイバーは出会いの場ではあるけど、お酒や人との会話を楽しむって人が多いかも。
一方、掲示板は明確に「恋人募集」って人と会うわけだから、お互いが気に入ったなら、すぐに付き合えちゃうわけです。
始めの頃は、相手のことをそれほど知らないうちに付き合い始めて、付き合っていく中でお互いのことを知り合っていく感じだった。
それはそれで、毎回会うたびに新しい発見がありすごく楽しかったが、「こんな人だったんだ…」と失望することも多かった。
そりゃ、育ちも生きてきた過程もまったく違う人間同士なので、お互いの常識にズレがあっても仕方ないこと。
でも、若い頃はそんな些細なことで関係がだめになることもあった。
そんな失敗を繰り返すうちに、「やっぱり相手のことをよく知ってから付き合うことにしよう!」と方針を変えてみた。
付き合う前提での友達関係。
付き合うまでは、体の関係はなし。プラトニック(死語?笑)な関係。
そうして付き合った人とは長く付き合うことができた。
それでもやってくる別れのとき。
本当は、年をとってもずっと一緒にいられる「夫夫」が理想だけど、なかなかそういう相手には巡り合えない。
いや、もしかしたらそういう関係を一緒に築いていかないと理想の関係にはなれないのかもしれない。
となると、一緒に関係を築きたい相手を見つけないといけないということか。
ちょっと立ち止まって、もう一回まわりを見回してみようかな…なんて思う秋の夜。
ん?もう冬か(笑)
それでは、また!