ゲイとして生きている平凡な男

ゲイの方、ゲイに興味のある男性に読んで欲しいと思ってブログをはじめました。

「仲間」の意味

こんばんは。エゾマルです。

 

この連休、あっと言う間に終わってしまいました。

みなさんはいかがお過ごしでしたか?

 

自分は連休の1日、実家に帰りました。

うちは両親共に健在で、実家は親の持ち家で二階建ての一戸建て。

 

母は両親のどちらかが死んだら、実家に帰っておいでと言います。

兄弟はすでに結婚し子どももいて家も持っているので、この家は独身の自分に残すと言うのです。

年を取って年金暮らしになったら、一人暮らしをしていくのは大変だと。

家賃を払わなくてもよい分、ある程度好きに暮らせると。

 

そして母は言いました。

親がどっちもいなくなったら、「仲間」と一緒に住めばいいじゃない。

 

 

自分はカミングアウトしていないので、「仲間」の意味するところは正確にはわかりませんが、もしかしたら母には「ゲイである可能性」を感じ取られているかもしれないと思いました。

でも、あえてお互いに確認はしない。

 

 

親は聞く必要がないと思っているのかもしれなし、自分が話すのを待っているのかもしれない。

今のところ、自分は話す気がありません。

万が一聞かれたとしても、きっと否定するでしょう。

だって、今話したとこで何も変わらない。

今は。

 

もしもカミングアウトするとしたら、自分のタイミングとしては、一生を共にする覚悟ができるほど愛し信頼できる相手ができたときだと思います。

二人の仲を親に認めて欲しいと思ったとき。

ずっと一緒に住みたいと思える相手ができたとき。

親に、一人で生きていくわけじゃないから心配ないよと言えるとき。

 

いくつになっても親は子どもを愛し、心配してくれる。

たぶん、うちの親はどんなタイミングでカミングアウトをしても受け入れてくる。

でも、ちゃんと親を安心させてあげることができないのであれば、カミングアウトする意味がない。

そんなことを思った里帰りでした。

 

それでは、また!