ゲイとして生きている平凡な男

ゲイの方、ゲイに興味のある男性に読んで欲しいと思ってブログをはじめました。

1人→2人→1人

こんにちは。エゾマルです。

 

先日、年下くんと食事デートしました^^

ゆっくりじっくり話すのは初めて。

親子ほどの年の差だけど、彼は落ち着いた雰囲気、自分はちょっと子どもっぽい、という不思議なアンバランスw

 

会話の主導は自分。

聞きたいことは山ほどあった。

彼はどちらかというと受け身。

聞かれたことには素直に答える。

 

自分は多趣味でいろいろ興味を持ってやりたくなる人種。

今まで、割りとやりたいことはやってきたけど、もっといろいろできたかな、なんて貪欲に思ったりする。

彼は趣味も少なく、打ち込めるものとか、この先の将来のこととか、あまり考えられない様子。

心の中には、きっと秘めた何かがあるんだろうけど、なんとなく今は途方に暮れている印象だった。

 

なんか、若いのにもったいないと思った。

今から新しく始めたって、何にだってなれるのに。

そう思うのは、自分がオヤジだからだね。

自分も同じ頃は、その日を生きるのに精一杯だったし、未来のことなんて遠い世界の出来事だと思っていた。

 

いや、自分は今も未来を描けていない。

漠然とした理想はあるけど、具体的なことは何もない。

生きるのに精一杯なのは、今も変わらないか。

 

すべて自分で選択してきた。

何でも自分で決めて、いろいろな山を乗り越えてきた。

それはそれで、なんだかんだ楽しかった。

1人だからできたこと。

 

年甲斐もなくドキドキして浮足立ったりもした。

彼とのハッピーな未来を妄想しているときは楽しかった。

でも、現実ははやっぱり現実。

期待しない生活を長いこと続けてきたせいか、2人でいると段々と不安になる。

まだ始まってもいないのに、終わりの音が聞こえ始める。

 

ありのままの自分に自信がないから、いざってときに決断力を発揮できない。

自分がどうしたいかもわからなくなる。

彼がどうして欲しいのかもわからない。

もしかしたら、相手も同じことを感じているかもしれない。

 

実際、デートはすごく楽しかった。

だから、別れるときはちょっと寂しかった。

寂しいという感情は嫌いだ。

でも、1人になって、少し緊張が解けたのも感じた。

 

この先、またどう感情が動くのかわからないけど、このプロセスこそが今しか感じられない大事なことなんだよね。

 

それでは、また!