こんばんは。エゾマルです。
自分がまだゲイの世界に踏み出せずにいた頃、なんとなくゲイの人のブログをみたり、ゲイの人がパーソナリティーを務めていたネットラジオにハマっていた時期があった。
それは、自分はゲイじゃないと確かめたかったのか、ゲイだということを確かめたかったのか、グレーでいることがすごく中途半端な存在に感じ、なんとか白黒つけたいと思っていた時期。
そのパーソナリティーはオネェキャラではなく、優しい声の普通の人。
内容は日常的なことだったり、彼氏さんとの微笑ましいエピソードだったり、まだリアルなゲイの人に会ったことがなかった自分には、身近で遠い不思議でどこかフィクションのように感じながら聴いていた。
そのパーソナリティーの人は彼氏さんとインディーズで音楽活動をしていて、自分たちの曲を流したりしていた。
歌はすごく上手い!ってわけでもないのに、優しい癒し系の声が親しみやすく、耳障りがとても良かった。
それがきっかけで、その他にもゲイミュージックを探してはよく聴いていた。
ある時、ゲイミュージックのアーティストが何組か集まってライブをすることを知った。
もともとライブとかコンサートに行ったこともなかったのに、それにはすごく行きたいと思った。
芸能人に会いたいと思ったことがなかったのに、いつからかゲイアーティストが憧れの存在になっていた。
これが、ゲイの世界に思い切って飛び込もうと決意した動機のひとつだった。
音楽の力って凄いなと思う。
人生を180°変えるほどの力。
当時は曲の雰囲気が好きだったけど、歌詞を改めてよく読むと、ゲイならではの要素が結構ストレートに書いてあったりして驚きます(笑)
後日、ゲイバーで好きなゲイアーティストのCDをGETできたのでした。
今でも曲を聴くと、当時の記憶や思い出が蘇ります。
今夜は聴きながら寝ようかな(笑)
それでは、また!