ゲイとして生きている平凡な男

ゲイの方、ゲイに興味のある男性に読んで欲しいと思ってブログをはじめました。

天ノ岩戸

こんばんは。エゾマルです。

 

もしかしたら、誰もが抱えていることかもしれない。

もしかしたら、自分が特異なのかもしれない。

そんな思い…。

 

元々はすぐに人を信用してしまうお人好しだった。

人と出会い、時には好きになったり、信頼関係を築き、時には友情が芽生えたりもする。

それはとても心地よくて「この関係が永遠に続けばいいのに」そんな風に思うこともあった。

 

 

人の心は移り変わるもの。

それは、ある意味成長の証しかもしれない。

 

人はいずれ離れていくもの。

それぞれの生活の中で取り巻く環境が変化すると、関係性が変わってしまうのは必然なのかもしれない。

 

人は裏切るもの。

悪意でそうしたわけじゃないのはわかっている。自分を守るために咄嗟に手を離しただけだって。

 

たまに自分だけが被害者のような気持ちになるけど、実はお互い様なのかもしれない。

自分じゃ気づいていないだけで、もしかしたら、自分も人に同じ思いをさせているかもしれない。

 

油断すると、つい心を許してしまいそうになる。

心が無防備になりかけると、心の芯の部分からアラート音が聞こえる気がする。

「これ以上中に入れいると、いざって時にダメージがデカいぞ!」って。

 

常に、失うことへの恐怖が付きまとう。

それを手にした瞬間から、失うまでのカウントダウンが始まるのを感じる。

だったら、はじめから手に入れなかったら、失うことはないんじゃないかと考える。

 

そして、心の肝心な部分を閉めて鍵をかけてしまう。

相手に何かを期待してはいけない、と。

 

たとえ相手の心が移り変わっても、

たとえ相手が離れてしまっても、

たとえ相手が裏切ったとしても、

「人間はそういう生き物たって知ってたから、大丈夫」と一歩引いて受け止められる。

 

誰も信じない鉄壁の期待しない生き方。

でも、本当は期待したいと思っている。

鍵を開く努力はしているつもり。

でも、無意識に開けることを拒んでいる気がする。

傷つきたくない、という自己防衛なんだろうか。

 

これって、もしかしたら自分一人の力ではどう仕様もないのかもしれない。

外側からもこじ開けようとしてくれる人が必要なのかも。

なんて、おっさんがちょっとロマンチックなことをほざいてみた(笑)

 

それでは、また!