ゲイとして生きている平凡な男

ゲイの方、ゲイに興味のある男性に読んで欲しいと思ってブログをはじめました。

ゲイ雑誌は葛藤と共に

こんばんは。エゾマルです。

 

今ではネットで男同士のエロ画像なんて簡単に拾えちゃうと思いますが、昔はゲイ雑誌じゃないとなかなか見られなかった。

初めて買ったのは、今はなき「薔薇族

深夜番組で紹介されていたこの雑誌を偶然本屋で見つけ、かなり迷った挙句にレジに持っていった。

まだ自分をゲイと認めていなかった学生時代、なぜかゲイ雑誌を買った。

今にして思えばすごい勇気!

好奇心に負けて購入。

速攻で家に帰って読んた。

グラビアは男の裸。凛々しい顔。適度に締まった体。ちょっとSMチックな姿に興奮する自分。

背徳感を覚え、怖くなって翌日…捨てた。

とりあえず、好奇心は満たされた。

 

その後、女の子と付き合い、社会人になり、なぜかゲイ雑誌が気になり始める葛藤した時期。

「ゲイになってはいけない!」「女の子と付き合って結婚しないと!」

と思いながらも「G-MEN」と「Badi」を同じ本屋で購入。

「G-MEN」は表紙の児雷也さんのイラストに魅了され、ガチムチ、SG(スーパーガッチリ)の男たちのグラビアに興奮した。

「Badi」は爽やかなファッションモデルのような若い青年がメイン。

興味は「G-MEN」にしかなかった(笑)

特集記事が海外の発展場だったり、エロビのダイジェストや官能小説、漫画、ゲイバーの情報、文通欄、隅から隅まで読んだ記憶がある。

当時はまだ実家住まいだったのでベッドの下に隠していたが、「このままではゲイになってしまう!」と思って怖くなり捨てた。

しかし、女の子と付き合うのが苦痛になってしまい別れた。

 

今にして思えば、このとき思い切ってゲイバーにでも行ってみれば良かった。

そうすれば、バブルの名残がある20代前半にゲイバーデビューして、それなりにちやほやされていたかもしれない(笑)

でも、きっと人生まったく違っていたかもしれないし、もしかしたら今とは違う価値観や人格形成がされていたかもしれない。

 

その後いろいろあり、ゲイとして生きると決めてからは「G-MEN」をしばらく購読していた(笑)

雑誌がたまってくると処分に困ることがわかり買うのをやめて、行きつけのゲイバーで読ませてもらうことにした。

 

今では、もうゲイ雑誌も読まなくなり、画像よりもっぱら動画。

その辺りの話はまたの機会に。

 

それでは、また!